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あらゆる角度から『魔法先生ネギま!』を斬る!!つもりのブログ、のはずだったが最近はその趣旨からかなりずれている。マンガ全般について扱っているつもりのブログ。でも「ネギま!」のことは忘れないブログ。
不二家の企業体質に大きな批判が浴びせられ、あるある大辞典の放送打ち切りが決まり、崖っぷち犬の飼い主も決まったところで、今回はweb拍手返信というものをやりたいと思います。

何気にこのブログでは初&自身初の試みだったりします。

ペペロニ君みたいに上手な切り返しはできませんが、とりあえずお返事いたします。




>運動部組にもっと光を

私も同感ですね。運動部組は皆それぞれいいキャラしてるんですが、4人がまとまってメインのお話ってのはエヴァンジェリンに操られたときぐらいかな? そういうお話じゃなくて、修学旅行編前のチア部3人のときみたいな話を期待したいところですね。

まき絵は早い段階から人気を博していたし、亜子は麻帆良祭中でメインの話が描かれたし、ゆーなは銃撃戦で大活躍、コミック表紙中心の座まで奪ったと。
作者はアキラメインの話は必ず描くと公言してますが、これで4人それぞれの活躍度の具合のバランスがとるつもりなのでしょうか。運動部4人としての話はその後になっちゃうのかな・・・



>あれがカモ君の本性であって、アニメの作画崩壊は関係ありません(ぇ

もちろん冗談のつもりで書いたんです。本気で受け取らないでくださいね?(笑)
そういえばカモって未だに日当¥5,000なんですかねぇ・・・?
カシオペアでタイムスリップした分もネギはカモに日当を払っているんでしょうか。時間跳躍している分、日当の計算をややこしくしているような気もするのですが・・・そこんところは不明瞭なままですね^^;



今回の返信は以上です。

何かご意見・ご感想、ゐたるに聞いてみたいことなどありましたらどんどんお寄せください。どんな質問でも承ります。




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「ルパンザサ~ド♪」を「ルパンルパ~ン♪」と聞き違えてしまうことはよくあることです。何も恥ずかしがる必要なんかありませんよね。

さて今回は、当ブログでは唯一のシリーズものとして定着しつつあるこの「深くネギパ!を読み込んでみよう」の第3弾となります。とりあえずネギパ!がすべて刊行されるまではネタ切れにはならないだろうという思惑が見え見えの企画ですが、実は書いてる途中で筆者本人もよく分からないテンションに陥ったり、ごく一部の人にしか伝わらないようなネタを盛り込んだりすることがあります。なので執筆の際はいつも以上に気をつけるよう心がけています。日々是反省。

vol.6となる今回のネギパ!の主人公はネギま!の数少ない癒し系キャラ、近衛木乃香です。思えばネギま!癒し系キャラといえばこのかかさっちゃんぐらいしかいないのですが、何故ヒロインが31人もいて(最近1人退場しましたが)癒し系がここまで少ないのでしょうか。
答えは簡単、皆それぞれぞっこんのキャラに癒されているからです。だからわざわざ「癒し系キャラ」としてお膳立てする必要がないからなのでしょうね。私もゆーなの豊満な胸を見るだけで癒されますよ。17巻の表紙のネギみたいにゆーなの横乳に(中略)あー羨ましいなちくしょう!!

では前置きはこれぐらいにして、そろそろ中身を読んでいきましょう。



<イラストとすごろく>

まず最初はいつも通り、イラストで始まっています。こうして見ると、このかがメインとして描かれたイラストって案外少ないのではないでしょうか。絶対他にも誰かが一緒に描かれていたりして(アスナとか刹那とか)、このかだけが真ん中にドーン!と鎮座しているイラストってなかなかありませんよね。そういう意味ではこのかは主役というよりも主役を引き立てる側のキャラとして位置づけられているのかもしれないことが窺えます。
ところでこのすごろく、一体何歳ぐらいを対象年齢と想定してつくられたものなのでしょうか。私のような歳の人間がすごろくで楽しくキャッキャと遊ぶとでも思われているのかな・・・?
おまけに「好きなキャラの『FIGUMATE』で遊ぶと、さらに盛り上がるよ!」って・・・明らかに子ども向けの言い回しですよね。ネギま!の購買層ってそんなに低かったのかと疑問に思います。ちょっと理解に苦しみましたね。
まさか掲載するに妥当なこのかのイラストが足りなかったとかそういうオチじゃないことを祈りますが。



<このかのスペック>

本人の外見だけ見れば単なる京都弁の天然キャラですが、実は並外れた魔法の潜在能力の持ち主で、麻帆良学園学園長の実孫で、実父は関西呪術協会会長にして歴史ある近衛家の当主と、まさに絵に描いたようなキャラクターですね(笑)。主役の引き立て役にしておくにはもったいないぐらいのやんごとなきお嬢様です。
注目すべきは最近めっきり描かれなくなりましたが、ローラーブレードの愛好者であるということです。あれって履きこなすにはそれなりの運動神経が要求されるもので(経験者は語る。初心者はニーパッド不可欠)、ネギパーティーの一員として闘っていくには都合のよい能力であるといえましょう。
ローラーブレードで登校するといえば、「カードキャプターさくら」の木之本桜もそうでしたね。彼女はときにはすばやく方向転換して後ろ向きで走れるほどの腕前(脚前?)の持ち主でしたが、果たしてこのかはどれだけのモンなのでしょう。


レリーズ!


それからこのかのアーティファクトはネギパーティー唯一の回復系です。それについては物語中で何度も触れられているの詳しくは書きませんが、これがネギパーティーの弱点にもなっているということは重大な事実です。RPGが好きな方はよくご存知だと思いますが、回復役がやられれば全滅の可能性が一気に高まること必至ですからね(このかの体力もあまり期待できないし)。なので戦いが長期戦にもつれ込みそうなときは、ネギたちは攻撃よりもまずこのかの護衛を優先すべきものと思われます。
これから先、またバトルシーンはいくつもあると思うのですが、その点敵に気づかれないようにしなければいけませんね。

できれば肉体的な疵だけではなく、心の疵も癒すことができれば最高なんですがね・・・・・・(ボソッ



<京都での戦い>

このかの能力が如何なく発揮されたのは修学旅行編であるといえましょう。また、3-Aには戦闘を得意とするキャラがいることが続々と判明し(特に刹那が大きく株を上げたといえます)、物語もここが「ネギに対する敵の存在」を読者に強く意識させる第一歩となったのではないでしょうか。それを基にしなければ「ネギパーティーを組んで戦う」という構図や、約2年にも渡るバトルシーンだらけの展開などまず描けなかったでしょう。

京都編での主な刺客は天ヶ崎千草、月詠、小太郎、フェイト・アーウェンクルスでした。そのうち小太郎以外はまだ再登場もなく、何をしているのか不明です。特にフェイトはネギが中国拳法を会得しようと決心させた張本人(?)だし、エヴァンジェリンや詠春もはっきりとした正体が掴めないでいるので、後々敵サイドで重要なキャラとなる可能性は十分にありますね。

ネギパ!には京都での戦いの流れが分かりやすく書いてあります。まあ何というか・・・・・・読めば読むほどこのか(と刹那)のための修学旅行編という感じがしてきます。コミック3巻分のストーリーをよくこんなにコンパクトに収めたものだと感心しますよ。
もちろんラブラブキッス大作戦のことも忘れてはなりませんけどね。


<京都の旅>

実はこのゐたる、未だに京都に行ったことがありません。日本人なら1度ぐらいは行かなきゃいけないような気がしてきます。
京都は食べ物が美味しいイメージがあるので是非ともグルメ巡りをしてみたいものです。特に見開き左下で刹那が紹介してくれているものに加えて、京野菜を使ったお料理なんかも賞味したいですね。
そういえば「八橋」と「生八橋」と「おたべ」ってちゃんとした違いがあったんですね。最近になって知りました。それまでは餡子が入ってるか入ってないかの違いぐらいにしか思ってなかったんですが・・・いや~京都から遠く離れた地で生きてる人間にはさっぱり気付きませんでした。

ところで見開き真ん中下あたりの地図で、「鴨川」をわざわざ「カモ川」と表記しているのにはちゃんと意味があるんでしょうね・・・多分。



<キャラ占い>

よりによって刹那でした。アバンギャルドな絵ってそれは小林画伯のような絵のことですか??



<作者インタビュー>

このかは連載が始まる前からキャラクターの構想がだいぶ出来上がっていたみたいで、これは最初から「このキャラは他のキャラより出番を多く活躍させる」ことが決まっていたことも意味しているのでしょう。夏美が聞いたら超羨ましがるでしょうね。
インタビューによると「漫画には登場してこないエピソードは、アニメ版のほうでフォローされていることもあ」るということですが、それは同性の刹那さえもメロメロにしたほど尻がエロいということも含まれるのでしょうか。(OVA夏スペシャル参照のこと)

赤松御大も母親キャラの存在が皆無なことには自覚があるようですが(笑)、このかの母親もさぞかし京美人だったのではないかと思います。雰囲気的には園崎茜みたいな感じでしょうか。今まで一度もこのかの母親についての言及がなかったことから、既に故人になっているか或いは家を出て行ったか・・・どっちにしろ。女の子はよく父親に似るといいますが、このかの場合は母親の血を濃く受け継いでいるのではと思います。

・・・近衛家って歴史がある以上、裏では一族の闇の掟みたいなものもありそうですね。けじめをつけるときは生爪をアレするとか・・・あ~怖!


「あれ、このかさんって中指だけ爪の形歪んでますよね。どうしたんですか?」
「それはなぁネギ君・・・・・・」


みたいな展開はないですよね、ハイ。

え~それから、インタビューの最後の方で作者自身もこのかは基本的に物語を主導するキャラではなくて、後ろからの支援キャラである旨話しています。ああ、だからやっぱりこのか中心のイラストが少(ry



<ネギま!はこうしてできている>

基本的には前回の流れと同じようなものですが、一番注目すべきは目次でしょうか。デザイナーさんがいろいろとイメージを膨らませてオリジナルの画を制作することもあり、本編では見られなかった部分が見られることもあるというのですが、ネギパ!で紹介されている巻以外では11巻の500円玉か15巻の破れたデート券ぐらいでしたね・・・。あとはある物のシルエットなどが多く、正直なところそんな大袈裟に「イメージを膨らませて」というほどのものでもない気がするのですが・・・・・・

あ、それからクギミーに対しては「それはひょっとしてギャグで言ってるのか?(AA略)」と突っ込んどいた方がいいのでしょうか?



<声優インタビュー>

どうもこのかというキャラクターは「はんなり」以外では表現するのに難しいところがあるようです。まあもともと赤松御大が最初から「はんなり」というイメージでつくったキャラなので、それはそれで仕方のないことなのでしょうが、もっと他にもいい表現はないものでしょうか。まあ、なくても困ることはありませんけどね^^;

最後のところでネギとこのかの関係についてあいぽんが言及しているところがありますが、まさしく的を射ていると思います。おそらく2人の関係はこれ以上の進展は見せないでしょうね。他にも「かわいい弟」感覚でネギに接しているキャラも多数いるでしょう。その中でこのかは台頭してきたキャラなのだと思いますね。



<麻帆良学園調査隊>

「見たまんま主義」とはいい言葉ですね。このブログのキャッチフレーズにしてみようかな。
今回は「麻帆良学園女子中等部の生徒数は?」ということなのですが、・・・・・・あれ? それってな~んかこのブログでも以前触れたことがあった気がしますね。

昨年の12月5日付の記事「なぜ麻帆良学園の生徒は遅刻ギリギリで登校するのか」の<麻帆良学園の実態>で軽く計算していたことがありました。自分でもすっかり忘却の彼方に飛んでいくところでしたよ。

私の試算では約2211人でした。そしてネギパ!によれば「麻帆良学園女子中等部の全生徒数は2200人以上」とのことでしたので、大方間違いはなかったみたいですね。私算数が苦手なので安心しましたw



<麻帆良通信>

パルの4コマはさておいて、新体操部伝統のダイエット術について思うのですが、ほぼ確実に熱中症で死ねますよねコレ。ネギま!が始まってから最初にネギが本当に生命の危機に瀕したのはこの瞬間だったのではないかと思います。
それから何とも不可解なのがまき絵のリボン術。これは何かの伏線なのか、はたまた単なるギャグなのか未だに分かんないんですよね。常識的に考えて体操用のリボンで物が取れるわけないじゃないすか。どう解釈したらいいのかなコレは・・・・・・(-_-;)
とりあえず今のところまき絵が仮契約する兆候は見せてないので、現時点ではただのギャグとして捉えておくとしましょう。

次のページはワンポイント英会話。kneelはkneeの動詞形ですね。「k」は発音しないので注意しましょう。それから千鶴姉さん、ダイエットよりも若作りに専念した方が(以下検閲強制削除)

少し飛びまして、懸賞クイズですねー。今回は間違い探しときましたか。上手く残像現象を利用すれば早く見つかるものです。自分なりのテクニックですけどね。ちなみに答えはA-1,A-2,A-4,B-3,B-4,C-1,C-2です。さあみんなでQuoカードをゲットだぜ!

さて、次の8コマも飛ばして次行きましょか。



<ノベル>

今回は敢えてノベルにではなく、下部の「今年の抱負」の答えにコメントをしていきましょうか。

まず夏美。「舞台で主役がやりたい」と申したか。確かに「真夏の夜の夢」でも妖精は決して主役ではなかったしね。でも演技が上達すればきっと主役をやらせてもらえるでしょう。しかし主役をやらせてもらってもそれを描かれなければ意味がないわけで(ry

次にいいんちょ。「ネギ先生とのゴールイン」ねぇ・・・。今の日本では16歳になるまで無理なんだけどねぇ。「愛にそんなことは関係ない」って、『関係ありますから~!!残念!!』って波田陽区に斬られてきたらどうかな。貴重な経験だと思うよ、うん。

お次はさっちゃんですか。「超包子の2号店を出店したい」と。やっぱり移動販売できたらいいと思うんだよね。資金に余裕があるんだったらワーゲンバスを改造してみたりするのはどうかな。こんな店みたいにね。安く済ませたいなら浦島景太郎が使ってたサンバーディアスクラシックをパクってくるとか・・・あれもだいぶボロになってきただろうし・・・・・・

最後はザジ子。「巨乳」。まあ頑張れ。




というわけで、今回の「深くネギパ!を読み込んでみよう」は以上で~す。あまりネギパ!の内容に踏み込めなかった部分もありましたが・・・次頑張ります。意地でも最終号までやりますよこのコーナーは!!

ところで裏表紙のカモの顔。見るに堪えませんねぇ。アニメの作画崩壊の余波がここまで来てるのでしょうか。






当ブログの最終目標は「刹那の髪型をサイドポニーからストレートヘアにさせる」ことなのですが、とある私の友人(根っからの刹那派)が『せっちゃんが髪下ろしたらこのかとかぶるじゃん~』と嘆いておりました。
むぅ~・・・まあそう見えなくもないか。あ、とりあえず誕生日おめでと刹那(3日遅れ)。


さて、今回はある一つのネギま!の伏線からお話をしていきたいと思います。皆さんもご存知の通り、ネギま!は連載開始した当初からあちこちに伏線がちりばめられていて、連載4年目を迎える現在でも未だに回収されていないモノが数多くあります。
その最たる例が出席番号1番の相坂さよの存在、亜子の背中の傷痕などですね。最初は相坂さよの初登場が74時間目までもつれ込むとは誰が予想できたでしょうか。登場だけならまだしも、さよが60年以上も地縛霊として存在している理由や彼女の死因など、まだまだ不明な点が残されています。
亜子の背中の傷痕も同様ですね。コミック1巻で既に傷痕は見えていましたが、初めてクローズアップされたのは麻帆良祭が始まってから、しかしいつ、何故こんな傷痕が残ってしまったのかはまだ明らかにされていません。

このように回収が不完全な伏線が多いのですが、かなり初期に張られていたものの既にひっそりと回収されてしまったある一つの伏線というのが存在します。今回はそれを白日の下に晒し、決してネギま!の歴史の闇に葬られることのないように意図して記事を書くものであります。なぜなら伏線が伏線だから。



<小さな伏線の存在>

さて、では一体その伏線は何でしょうか。まずヒントととして下の画像を見てみてください。伏線はここにあります。





この中に既に伏線が






これは連載第1回目、コミックでもカラーの見開きとして描かれていたシーンです。さて、これのどこに伏線があるのでしょうか。ザジ子の奇妙なほど長い爪? いやいや、それはまだ回収されていませんね。まだ彼女は謎だらけな部分が多いです。
もしかしたらこの画像では分かりにくいかもしれません。実際にコミック1巻を手にとってもらって、ジッと見てもらったほうが早いと思います。



<回収までにかかった時間は>

では正解を発表しましょう。
正解は夏美が手に持っている台本です。そこにはっきりと「真夏の夜の夢」と書かれているんですね。これこそがおそらくネギま!においてザジの奇妙な手の形と一緒に、最初に描かれた伏線です。
そしてそれが回収されたのは実に麻帆良祭が始まったころ、1回台本を手に夏美が部の練習に参加している一コマがありましたが、それまで回収されることはありませんでした。夏美が麻帆良祭で「真夏の夜の夢」という舞台に立つことが判明するまで約3年、1~17巻まですべて調べてみましたが、既に回収済みの伏線の中では、回収されるまで最も長い期間を要した伏線といえるでしょう。



<これは何かを意図したものか>

1時間目の時点で台本に「真夏の夜の夢」とはっきり書いたという点は何かしらの意図があってのことなのでしょうか。「真夏の夜の夢」はシェイクスピアによって書かれた有名な戯曲です。夏美が演劇部所属だということを描くだけならばこれだけで充分でしょう。意図するものの説明としてはこれだけでいいのですが、しかしこう描いてしまった以上、夏美をしかるべき時に「真夏の夜の夢」で活躍させようとした赤松御大の構想は少なくとも存在したはずです。それは他のキャラにも言えることで、たまたま夏美がこの1時間目のカラー見開きで、台本に「真夏の夜の夢」と描かれてしまったがために結果的に伏線となってしまったということもあると思います。
まさか連載当初に既に予定していたものがパンチラ一コマだけに取って代えられてしまうことになるとは思いもよらなかったでしょうが・・・嗚呼なんて哀れな夏美。



<懸念されること>

夏美の台本のことはネギま!全体から見ればとても些細なことかもしれません。おそらく普通に気づかなかった方も多いと思います。しかし前述の通り、夏美を活躍させる予定があったのならばその伏線を回収するまでの時間があまりにも長かったのではないでしょうか。さよの存在にしろ、亜子の背中の傷痕にしろ、初登場からそれを言及するまでの間が半端なく長いんですね。

ネギま!はこれまでの一連の流れを大きく分別すれば、エヴァンジェリン編や修学旅行編は読者に世界観や各キャラクターの個性を知らしめるためのもので、麻帆良祭編にさしかかるころから途端に伏線回収に入っていると見ることができます。しかし回収が不完全なものの方が多く、物語の全容が分かるまでにはまだ相当の時間を要することが予想されます。ここまで来るのに4年、コミックにして17巻。率直に申し上げて冗長的な部分が多かったのではないでしょうか。冗長とまではいかなくとも、4年間のうち約半分を麻帆良祭(特に武闘大会)に費やした現実を直視すれば、少なくともこれまでの物語の進行のバランスに均衡が保たれていないと思います。

確かにネギま!において麻帆良祭は大きなターニングポイントとなっているのは明らかでしょう。しかし一旦麻帆良祭で間延びをしてしまっているので、その後の展開までこれまでのペースと同様にやっていくと、最も危惧すべき「読者の飽き」が生ずる恐れがあります。私は最終回までネギま!を見届けるつもりですし、全読者の中で私やブログ内でリンクを張らせてもらっている人のように根強いファンがいるのは確かです。しかしそれがすべてのファンではありません。むしろ私のような人間は少数派で、「なんか面白くなくなってきたな」と少しでも思えば見放してしまう人も多くいるのです。
しかし逆にペースを上げて、伏線回収に腐心してしまうと今度は物語のあちこちに矛盾点・ひずみが生じてしまう危険性があります。やはり最初のキャラクター設定がかなり複雑で伏線もかなり張っていたので、それらすべてに矛盾することなく展開を進めていくのは、今までよりもペースを上げてでは難しいのではないかと。ただでさえじあしぃさんがご自身のブログにて麻帆良祭における超の行動の不可解な点について言及されています。たった短期間でこれだけの伏線(あるいは矛盾点?)があるのですから、この先どうなるのやら・・・と思わずにはいられません。

作者の腕を信じて、今後の展開を見守りたいところです。



<終いに>

(ここは少々余談的な部分です)

本格的にネギま!の研究を始めて幾月が過ぎましたが、最近思うことは「どうやら私たちは作者よりネギま!を読み込みすぎているのかもしれない」ということです。それはそれで一つの楽しみでもありますが、それが故にもしかしたら作者自身も気づいていなかったような矛盾点などに気づき、指摘し、ことあれば不満を言う。それで楽しめるものも楽しめなくなってしまっている点があるのではないか・・・と、私自身もネギま!に対して肯定・否定様々な意見を出しつつも自らを反省することがあります。

ネギま!はせっかく赤松御大が世に送り出し、私たちが好きになったマンガです。本末転倒なことだけは避けたいです。何事もバランスが大切なのでしょうね。







「ひぐらしのく頃に礼」が「ひぐらしのかにし礼」に見えてしまうゐたるですこんにちは。

さて先日指六本。さんにて、ネギま!のキャラの苗字はどこまで普通なのだろうかという記事が掲載されていました。それによると最もベタな苗字は「佐々木」で、次いで「長谷川」「村上」と続いていました。
しかし中には調査不能のキャラや「7000位以下」という希少苗字のキャラも少なくはありませんでした。管理人のT・Kさんは日本の苗字七千傑というサイトで調査されたようで、だから「7000位以下」という順位が出てきてしまったようです。しかしこういうところをもっと調べてより詳しい順位を付けたくなるのがゐたるクオリティだったりします。



というわけで、調べてみました。



今回私が調査のために使わせていただいたサイトは須のホームページさんの「全国の苗字(名字)」というコンテンツです。このコンテンツは最終更新の日付が07/01/07となっており、適宜更新されているようなのでデータの内容には信憑性があると考えていいでしょう。
このコンテンツにはおよそ10万種の苗字が掲載されており、その苗字の読み方や全体の中での順位、世帯数まで網羅しています。これによればより詳しい順位が付けられるハズ!!
今回は「7000位以下」となってしまったキャラを対象に調査をしてみました。その対象となったのは


綾瀬夕映
神楽坂明日菜
絡繰茶々丸
古菲
近衛木乃香
桜咲刹那
龍宮真名
超鈴音
那波千鶴
鳴滝風香
鳴滝史伽
葉加瀬聡美
雪広あやか
四葉五月


以上の14名です。彼女らは一体どれほどの希少価値(?)があるのでしょうか。それから、エヴァンジェリンとザジ子は最初から対象外としておきます。さすがにカタカナの苗字は分かりません・・・・・・

それでは出席番号順に結果を発表していきましょう。


<結果発表>


綾瀬  43753位 世帯数:17
神楽坂  89000位 世帯数:1
絡繰  該当なし
古  28280位 世帯数:31(※1)
近衛  32484位 世帯数:24
桜咲  該当なし
龍宮  51431位 世帯数:10
超  該当なし
那波  7608位 世帯数:286(※1)
鳴滝  9000位 世帯数:218
葉加瀬  60300位 世帯数:6
雪広  58660位 世帯数:7
四葉  80500位 世帯数:2(※2)


・・・以上のような結果となりました。確実に希少ではありますが、実在する苗字のほうが多いようですね。一番驚いたのが「神楽坂さん」が実在するということでした。しかもたったの1世帯。もしかしたら由緒ある名家なのかもしれませんね。ぜひ「ネギま!」を読むことをおススメしたいですね。
ちょっと意外だったのが「桜咲」。「絡繰」や「超」はしかたないとしても、何となくありそうな気がしたんですが・・・・・・「桜崎」さんは実在するようですが「桜咲」は該当なしということになっていました。「桜が咲く」で結構おめでたい名前だとは思うんですけどねぇ。

以上より、T・Kさんの調査結果を引用してベタな苗字順に並べてみると以下のようになります。



 1位 佐々木まき絵 14位
 2位 長谷川千雨 34位
 3位 村上夏美 36位
 4位 宮崎のどか 64位
 5位 朝倉和美 564位
 6位 長瀬楓  648位
 7位 和泉亜子 653位
 8位 椎名桜子 765位
 9位 明石裕奈 836位
10位 春日美空 857位
11位 柿崎美砂 1043位
12位 大河内アキラ 1343位
13位 早乙女ハルナ 3379位
14位 釘宮円 3494位
15位 相坂さよ 4480位
16位 那波千鶴 7608位
17位 鳴滝風香 9000位
17位 鳴滝史伽 9000位
19位 古菲 28280位
20位 近衛木乃香 32484位
21位 綾瀬夕映 43753位
22位 龍宮真名 51431位
23位 雪広あやか 58660位
24位 葉加瀬聡美 60300位
25位 四葉五月 80500位
26位 神楽坂明日菜 89000位


順位不明  絡繰茶々丸
        桜咲刹那
        超鈴音
        エヴァンジェリン
        ザジ子



日本の苗字の種類はおよそ10万8千種、読み方の違いを含めると13万種にも及ぶといわれています。調べてみるとなかなか面白いですね。さて、貴方の苗字は第何位だったでしょうか? 私は上位10位以内に入ってますけどね^^;

ちなみに都道府県名がそのまま苗字になってる方も多くいますが、北海道と愛媛以外は全部実在するそうです。ちょっとしたトリビアです(笑)



(※1)読み方複数有り
(※2)存在が確認できたのは「しは」さんで、「よつば」さんは確認できなかった。しかし漢字が同じだからイインジャネーノ?と勝手に判断した。







当ブログは24時間営業、年中無給ですので正月気分もそこそこに更新しちゃいます。

今回は以前当ブログで掲載した「ネギは本当に日本語マスターしたのか」にも関連してくる話なのですが、そこで指摘した「ネギはかなの読み書きは不十分だが漢字の読み書きは一つも間違えたことがない」という点をきっかけとして、ネギの将来について考えてみたいと思います。
この先3-Aのメンバーといろいろなことがありそうですが、いつか別れのときはやってきます。そして本国へ戻り・・・いつか結婚して・・・子宝に恵まれて・・・老いて生涯を閉じる。これは人間である以上誰もが避けて通れない道であることは確かです。ネギが生涯を閉じるまでの間、果たしてどのようなことが起こり得るのか一考しようというのが今回の趣旨であります。しかしいちいち細かく考えていたのでは結論を出すための材料がないので(例えば1年ごとにどんな生活を送るのか考えようとか)、ネギの一生という長いスパンにおいて特に重要な部分をかいつまむようにして書いていきたいと思います。




<麻帆良学園勇退後>

ネギの目下の目標は偉大なる魔法使い、マギステル・マギになることです。そのための試験の一環として日本での教員生活を課されたわけですね。そして無事に課題をクリアしたとき、まあおそらくここが「魔法先生ネギま!」の最終回に該当するのかもしれませんが、その後は一体どのような生活を送っていくのでしょうか。

まず最も可能性が高いのが故郷のウェールズに帰ることですね。日本に滞在するという線もあり得るのですが、一旦は課題を修了したことの報告などもしなくてはいけないでしょうから、まずは確実に帰るでしょう。その際にアスナなどが着いて行くというのはアリかもしれないですね。



<本国において>

ネギが結婚して子どもができるということは、超の存在が明らかにしています。ということはその結婚相手が誰なのかということは非常に興味深い部分であります。アスナ?のどか?いいんちょ?それともやはり可能性として濃厚なのは幼馴染のネカネでしょうか。気になりますね。
子孫である超が中国人であることはここではあまり判断材料になり得ません。そもそも何代先の子孫なのかが不明だからです。しかもあれだけ超は完璧な中国人になっちゃってることや、人が火星で生活しているということから、科学力が発達したかなり後の子孫と考えるのが妥当かと思います。これはもう一代二代の話ではなさそうですね。

正直なところ、ネギの結婚相手など誰でもいいのです。問題なのは本国に帰ってからネギが何をしていくのかという点にあるのです。



<ネギと中国とのつながり>

ここで冒頭にもありました「ネギはかなの読み書きは不十分だが漢字の読み書きは一つも間違えたことがない」ということを基にして、ネギの一生の流れを考えてみましょう。

まず考ええられるのは、ネギは日本語のかなよりも先に漢字に親しんでいたのではないかということです。これは当時の記事のコメントでとある方が「ネギが日本語を習う前に中国語を習っていたら漢字は書けてひらがな・カタカナは書けない可能性はあ」ると書いてくださったことがありましたが、まさにその線があり得るのではないかと思います。
そしてそれを裏付けるものとして、ネギの読み書き能力の他にももう一つあります。それは古に弟子入り志願をしたことです



<ネギは中国好き?>

修学旅行編終了後、ネギはもっと自分で戦える力を身につけたいと望むこととなりました。まずは古に弟子入り志願をしましたね。そしてエヴァンジェリンに魔術の教えを乞い、その修行の方向性を考えてもらうために2パターンの選択肢をネギに与えました。一つは「魔法使い」、もう一つは「魔法剣士」。ネギはこのときはまだ父であるナギの背中を追いかけることを主に考えていたので、方向性としてはかなり「魔法剣士」側に傾いていたと考えられます。

さて、ここで一つ疑問が浮上します。なぜネギは古に弟子入りを志願したのでしょうか。本人はフェイト・アーウェンクルスが古が使ってた術と同じようなものを使っていたからといっていますが、しかしそれ以前にもネギは楓の忍術、刹那の剣術といった、他のキャラの強さというものはかなり見ているはずなんですよね。特に刹那の剣術は物語の展開の上で(敵かもしれない刹那が実は味方だと判明したとか)相当なインパクトを与えるものだし、実際に修学旅行編での戦闘も刹那の剣術シーンがかなりの割合を占めています。そんな過程を経て、ただ最後に戦っただけのフェイトの技の方が優先的に頭に残っていたというのはちょっと腑に落ちないなと思ったんですね。

そもそも「フェイトが同じような技を使っていたから」という理由もよく分からないですよね。同じ技には同じ技、目には目を、と考えたのかもしれませんが、その必要性はあまり感じられないかなと。相手が中国拳法みたいな技を使ってきたから、こちらもそれで応戦したいというネギの思考回路はかなり短絡的ではないか。同じ技で対抗する必要性の理由は何だったのかな、と思うわけです。それ故に私が初めて7巻を読んだときに、ネギが古に弟子入りを乞うというのがあまりにも急展開だった感がしたのは否めません。

ましてエヴァンジェリンから2つのパターンを与えられて「魔法剣士」という言葉を強く意識し始めたのならなおさらのことです。刹那がいるじゃないですか。現にアスナはそれで成功して今や立派な第一線の戦闘員になっています。しかもネギはそのときは知らなかっただろうけど、いいんちょの合気道や龍宮の銃の腕前だってあったわけで、戦う術を教わる相手なら他にもいろいろいたわけですね。その中でも刹那を押しのけて敢えて中国拳法を選んだというのは、不自然かつ不明瞭であると思います。

しかしその不自然さを解消するロジックとして存在するものがあります。それが「ネギは日本に来る前に中国に親しんでいた」ということなのです。その線で考えればネギが日本語のかなより漢字の方が書けていた理由や中国拳法を教わろうとした理由が見えてくるのではないと思います。


<嚆矢~超の誕生まで~>

ネギが日本に来る前に中国が好きだったとするのならその理由は何なのかというと、それは分かりません。単に人の好みの範疇だろうとしか言えません。ただ、ネギには中国に関係するものが取り巻いているというのは確固たる事実であります。そしてそれを軸にして考えれば、ウェールズに帰ってきてからネギが一体どういうことをするのかは自ずと感覚的にも分かってくると思います。

抽象的な話になりますが、ネギがいわば親中家だとすれば「悠久の風」の一員として在中を望んだり、中国に関する研究をしてみたり、移住を考えたり、ということは可能性としては大であろうと思います。そしてそれがきっかけとなって、超が誕生するまでの間にネギの子孫たちが中国と深い繋がりを持つようになっていったとすれば、超が中国人として生まれてきてもおかしくはない話です。超は中国人だということが結論だとすれば、これまで書き連ねてきた事実や推測を基にすれば自然にその結論まで導くことができるのではないでしょうか。


以上、ネギの語学力から、ウェールズ人であるネギの子孫の超が何故中国人であるのか、その間にある流れについて一考してみました。今回はやや独断と偏見がいつもより織り交じっているのはご容赦ください。ただ、この記事によって「そういう考え方もあるのか~」などと思っていただけるだけでも幸いです。



※参考までに、ネギの直接の結婚相手は誰かという点については楊さんのページにて記事が書かれたことがあります。なかなか面白いので、コチラもぜひご覧になってください。






本年も「あかしいなつみ」をよろしくお願い申し上げますm(__)m

いや~それにしても昨日今日の日テレの番組は神でしたね。
大晦日、元旦とこんなに笑っちゃっていいものなのでしょうか。
なんだか後でものすごく落ち込むようなことが怒りそうで怖いぐらいです。

特に「お笑いウルトラクイズ」の復活は心のそこから喜びたいものでした。
今回もクオリティ高かったですね。今のご時勢にしてはよくあそこまで出来たと思います。昔はああいうのが年に2回見られたんですから、贅沢なものでした。本来バラエティ番組というものはあれぐらい面白いものじゃなきゃダメなんですよね。
11年前のOAもまるで昨日の事のように覚えてます。ウド鈴木の愛車(確かだいぶ古い型のアウディ100?だったと思う)がブルドーザーにペシャンコにされたとことかね。まあ私はDVDボックスを持ってるんでいつでも昔の映像を楽しむことができるんですが、今回もDVDにしてくれる予定みたいですね。これは買いです。

そういえばPCの中を漁っていたら、こんな画像が出てきました。
















第何回なのかは分からんけど

(クリックすると拡大できます)





















何のために保存していたのかよく分かりませんが、昔の「人間性クイズ」の一場面ですね。・・・ってあれ、そもそもクイズじゃないですけどね(笑)
また来年放送されることを期待しましょうw


そういうことで、今年もネギま!やバラエティ番組が面白い年でありますよう心から願いまして、新年の挨拶とさせていただきます(^^)