fc2ブログ
あらゆる角度から『魔法先生ネギま!』を斬る!!つもりのブログ、のはずだったが最近はその趣旨からかなりずれている。マンガ全般について扱っているつもりのブログ。でも「ネギま!」のことは忘れないブログ。

<8月28日>

朝6時30分頃に目が覚めた。まるで昨日の大騒ぎがウソのようだ・・・・・・。あっという間に時は過ぎていき、どこか郷愁の念を感じたようなお目覚めであった。

宿泊していたのは品川の東横イン。ここは朝食が無料なのが嬉しい。しかし7時からなのでまだ時間的に早い。というわけで二度寝するのであった。やっぱり、疲れてたんですね。

次に目を覚ましたのは8時30分頃だった。朝早く出立した人たちはもう食うもん食っただろうし、ちょうどいい時間だ。昨日から替えてなかった下着を着替え、のそのそと1Fへ下りていく。
東横インはホテルによって朝食がパンかおにぎりに分かれるのだが、ここのホテルはパンだった。コーヒー、お茶ももちろんタダです。

チェックアウトギリギリの時間に荷物をまとめて出立。危うく掃除のおばちゃんが入ってくるところだった。目指すは日本一のヲタク街&電気街である秋葉原!!

前回のレポにあった『図書館島に参加したもう一つの理由』とは、実はここにあった。秋葉原のラジオ会館にK-BOOKSという中古同人誌・中古グッズの店があるのだが、ここにお目当てのネギま!グッズがあったのだ。

3月初旬に卒業旅行と題して友人たちと秋葉原を巡っていたときに見つけたものだったのだが、如何せん値段が¥15000と高くて手が出せなかった。そこで、まだ売れていなかったら即買いしてやろうと画策していたのである。

その前に着替えやら昨日買った同人誌やらが入っているバッグをコインロッカーに預ける。重くてたまんないわ。手提げバッグ1つで身軽にして行こう。

アキバという所は大体が11時開店という店が多い。それ故、今の時間ではまだ開店準備中の店も多かったので、24H営業のゲーセンで時間を潰すことにする。秋葉原GIGOでMFC5をひたすらプレーイ。

よっしゃ、跳満で逆転1位。

そんなことをしている間に時間はとうに11時を過ぎていた。財布の中身は大丈夫だろうか。よし、まだまだ余裕はある。あそこに行くとついついマンガ本やライトノベルや思わぬ掘り出し物を買い込んでしまうからな。気をつけないと・・・・・・

いざ、K-BOOKSへ!!

果たして目的のブツはあるだろうか。残っているだろうか。
わざわざ仙台くんだりから東京まで来た目的の1つなのである。2つあるうちどちらかが達成できなかったら、失意のどん底に陥ったまま帰途に着くことになるだろう。そう、あたかもコミック9巻179ページ3コマ目の夏美のようにな!!(分かりにくい)

胸の鼓動を抑えながらエスカレーターに乗り込む。落ち着け落ち着けもちつけ俺。Be cool...Be cool... 自分を落ち着かせることで精一杯で、エスカレーターを駆け上がることすら忘れていた。

K-BOOKSがある3階に着いた。と同時に中古グッズがあるコーナーへ脱兎の勢いの如く猛ダッシュ。確かこの辺のショーケースの一番上に・・・・・・




一番上・・・・・・




あった~っ!!!!!



すかさず偶然そばにいた店員さんに『これくださいこれ!!』と興奮冷めやらぬ口調でショーケースの中を指差した。そんな自分とは対照的に店員さんはゆっくりと鍵を開けて商品を取り出す。そして『こちらでよろしいですか?』と一言。


『はひ!!』


思わず噛んでしまった自分が恥ずかしくなった。ここでようやく冷静さを取り戻したという情けなさよ。何事も冷静に行動することが恥をかかなくて済む。

改めて値段を確認してみると¥6300だった。なんと半額以下に値下がりしていた。これはラッキーである。てっきりあのときの値段そのままだと思っていたからな。浮いた分は友人へのおみやげ代に回すとしよう。

で、ここまで明らかにしていなかったが、その目的のブツとは何だったかというと、『魔法先生ネギま!声のクラスメイトシリーズ』全12巻購入特典の『麻帆良学園中等部2-A生徒証』である。これは楓さんのサイトでも取り上げられていたものだ(参照→)。会計を済ませた後、しっかりと誤植も確認した


いや~、それにしても入手できて本当によかったよ。


しかし私には龍宮の誤植以上に気になるところがある。気になるというより驚くべきといった方が的を射ているかも知れない。

それは相坂さよが生きていた時代に既に麻帆良学園でIDカードが使われていたということだ。さすが麻帆良学園、何もかもレベルが違うぜ・・・・・・!! おそらく近衛近右衛門の学生証も同じように黒のラインが引いてあったのであろう。

あれ? てかそもそも近右衛門って麻帆良学園のOBだっけ? そこんとこまだ考えたこと無かったな・・・・・・。ま、OBということにしておこう。


もしかしたら自分のようなネギま!ファンは㌧でもない世界を舞台にしたマンガの考察とか書いているのかいなと実感しつつ、次は古本コーナーへ歩を進める。

ここはなんといっても品数が豊富である。その上安い。仙台では考えられないような本が¥100で叩き売りにされていることもある。ひゃほ~い♪ 俺のアドレナリンは絶好調!!

まずは涼宮ハルヒのコミックを買い直して(前に買ったのはみずのまことが描いたやつだったから)、探していたラノベも数冊見つかった。そして『ひぐらしのく頃に』の鬼隠し編から祟殺し編までセットで買って・・・・・・
そしてあれも買い・・・・・・これも買い・・・・・・


会計が¥4000を超えてしまった。さっきの学生証と併せて早くも1万以上使ったことになる。しかし余は満足じゃ。

ここでいつもつるんでいる友人3人に『おみやげ何がいい?』というメールを送ってみた。すると1人は戯言シリーズの同人誌『シメキリスギテル』を、もう2人は特にないという返事だった。

てかその同人誌、まだ見つかってなかったのかよ・・・・・・去年から探してなかったかいな? そこまで品薄なのか。

というわけで、K-BOOKSの次はおみやげ探しの旅が始まった。同人誌といえばとらのあな、メロンブックスあたりが有名である。まずは有名どころから片っ端から探してみることにした。しかし大手の店では戯言シリーズの新刊はあれど、旧刊までは見つからなかった。

となると今度は小規模の店を総当りするしかない。そもそも自分は何処にどんな同人誌ショップがあるかなどと把握してないので(そもそも自分は同人誌を買うことが少ない)、とにかく狭い路地まで歩きまくって店を探した。思いのほか同人誌ショップはあったのだが、最後まで『シメキリスギテル』は見つからず仕舞いだった。というより、自分の脚が悲鳴を上げていたのである。ここで初めてK-BOOKSでの大量買い込みを後悔する羽目になった(予想外に本が重かった)。

仕方ない。奴には『見つからなかったわー』とだけmixiで伝えておこう。何か代わりになるものを買っていくことにしよう。
秋葉原といえば・・・・・・そうだ、オイシイものがあるぢゃないか。3人ともおみやげはこれでイイか。うん、とてもオイシイおみやげだ。俺が貰ってもオイシイと思えるな。


ところで、この日は東京駅八重洲口のバス停から23:10発の夜行バスで帰る予定だったのだが、まあなんというか明らかに帰りのバスのチョイスを間違えたわけで。一体そんな時間までどうやって時間を潰せというのか。神田の時代屋に行くという手もあるが、もう足が棒になってしまっているし、どこか休みながら長らく時間をつぶせる所があればいいのだが・・・・・・

3秒12コマの思考の末、結論は『ネットカフェに行こう』だった。ちなみにメイド喫茶は、なぜかは自分でもよく分からないが食指が動かなかったのである。多分、無意識のうちに持ち金のことを気にしていたのであろう。

というわけで『アイ・カフェ』に行った。他にもいろいろネットカフェがある中で敢えてここを選んだのは、仙台にも店舗がある店なのでここでカードを作るのも悪くないの判断したためである。

現在時刻は15時。ここで9時間パックを頼めば・・・・・・って21時からの受付だとぉ!? じゃあ今使えるパックは最長で5時間ですか・・・・・・

・・・・・・背に腹は変えられん。5時間でおながいします。

ブースに入り、荷物を置く。ふぅ!と大きな溜め息をつきながら椅子にどっかりと座る。座ったのっていつ以来だろうな・・・・・・多分ホテルにいたとき以来かな・・・・・・

とりあえずパソコンを起動して、ドリンクを持ってくる。そして普段巡回しているネギま!サイトさんをくまなくチェックする。やはりまだ家に帰っていない人も多数のようだった。昨日の今日だもんな。

しかしのどか15歳さんの更新は早かった!! 早いだけではなく、図書館島のイベントの細かい内容まで克明に書かれていたから頭が下がった。それからヤマカムさんのリンクが『パンツ ヤマカム パンツ』になっててディスプレイにコーラ吹きました

昼寝とかしたいのもやまやまだったが、自分もパソコンを目の前にして何もしないわけにはいかない。レポを書かねばならないのである。途中休憩を何度も挟みながら少しずつ書き上げていき、書いた本文は自分のメルアド宛に送っておいた。

そうしているうちに5時間があっという間に過ぎようとしていた。退店しなくてはならない。それでもまだ3時間残っている。とりあえず東京駅を目指すことにした。危うく秋葉原のコインロッカーに荷物を忘れそうになったのはナイショである。


さて、東京駅の八重洲口まで来た。とりあえずやることは乗るバス停の位置の確認だ。私が乗ってきたのは東北急行バスである。駅前のターミナルはさすがにJRバスばかりなので少し離れた所にあった。

よし、あとはどうしようかな。とりあえず友人に電話だ。

『オイシイおみやげ買っといたから楽しみにしててね~』
『それはdeliciousの意味なの? それともinterestingの意味なの?』
『ん~、その判断は任せる♪』
『あ、そう・・・』
『でも俺が貰ってもオイシイと思うな~♪』

こんな調子である。

他にも『かぜさよ』ののーべん氏から励ましのメールが来たり、意外と東京駅前では楽しく時間を潰せた。持つべきものは友人である。

そして最後はドトールでコーヒータイム。22:30までの営業だから、閉店ギリギリまで粘ってあとはバス停で待てばいい。高校生の頃、バス停で1時間近く待たされた経験があるので40分ぐらい大したことはない。

そんなわけで40分後、ようやく帰りのバスに乗ることが出来た。思えば長かった。mixiにようやく乗車、と書いてしまったほどだ。もう2度と夜行バスなど使わないだろう。リーズナブルなのは惹かれるが、やはり眠れないのが一番酷い。次に東京に来るときはおそらく冬コミであろうが、そのときは新幹線で来よう・・・と固く心に誓ったのである。

ちなみに、この頃からちょっと腹の具合が悪くなっていた。私は乗り物酔いなどまったくしない体質なのだが、今回ばかりは軽く吐き気や頭痛に襲われながら車窓を覗いていた。

そして翌29日5時、仙台に到着。後に38.5℃の高熱を発し、急性胃腸炎と診断され、2時間に及ぶ点滴を受けたのであった。原因は長旅の疲れにアキバの瘴気が効いたのだと思われる。

ちなみに、人生初の点滴でしたとさ。


(了)
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
「はひ」って、ゐたるさんはARIAの水無灯里ですか(笑)。

相坂さよのIDカードの件は気づきませんでした。

秋葉原・・・都心に勤めていたときには帰りに寄っていましたが、最近はさっぱり行ってません。今度ご案内を頼もうかな(笑)。
2006/09/06(水) 20:43 | URL | ル・タケウチ #uahY4VYc[ 編集]
いや、決して水無灯里を意識したわけじゃないですw
「素」でしたw

アキバのご案内なら任せてください~。
2006/09/08(金) 21:07 | URL | ゐたる #-[ 編集]
すいません覗き参上
ご無沙汰です。
オン友とオフで会うとロクなことにならないから実にうらやましい話で、泣けました…(涙)

ひぐらしはクリスが好きみたいだね。あっしは月姫とAIRは借りたんだがまだ分からぬ。今のマガジンはネギま!なのだね?ゐたる氏…(妖笑)
2006/09/12(火) 12:36 | URL | SATO #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://akanatsu.blog48.fc2.com/tb.php/3-4d823a19
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック