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あらゆる角度から『魔法先生ネギま!』を斬る!!つもりのブログ、のはずだったが最近はその趣旨からかなりずれている。マンガ全般について扱っているつもりのブログ。でも「ネギま!」のことは忘れないブログ。
当ブログは24時間営業、年中無給ですので正月気分もそこそこに更新しちゃいます。

今回は以前当ブログで掲載した「ネギは本当に日本語マスターしたのか」にも関連してくる話なのですが、そこで指摘した「ネギはかなの読み書きは不十分だが漢字の読み書きは一つも間違えたことがない」という点をきっかけとして、ネギの将来について考えてみたいと思います。
この先3-Aのメンバーといろいろなことがありそうですが、いつか別れのときはやってきます。そして本国へ戻り・・・いつか結婚して・・・子宝に恵まれて・・・老いて生涯を閉じる。これは人間である以上誰もが避けて通れない道であることは確かです。ネギが生涯を閉じるまでの間、果たしてどのようなことが起こり得るのか一考しようというのが今回の趣旨であります。しかしいちいち細かく考えていたのでは結論を出すための材料がないので(例えば1年ごとにどんな生活を送るのか考えようとか)、ネギの一生という長いスパンにおいて特に重要な部分をかいつまむようにして書いていきたいと思います。




<麻帆良学園勇退後>

ネギの目下の目標は偉大なる魔法使い、マギステル・マギになることです。そのための試験の一環として日本での教員生活を課されたわけですね。そして無事に課題をクリアしたとき、まあおそらくここが「魔法先生ネギま!」の最終回に該当するのかもしれませんが、その後は一体どのような生活を送っていくのでしょうか。

まず最も可能性が高いのが故郷のウェールズに帰ることですね。日本に滞在するという線もあり得るのですが、一旦は課題を修了したことの報告などもしなくてはいけないでしょうから、まずは確実に帰るでしょう。その際にアスナなどが着いて行くというのはアリかもしれないですね。



<本国において>

ネギが結婚して子どもができるということは、超の存在が明らかにしています。ということはその結婚相手が誰なのかということは非常に興味深い部分であります。アスナ?のどか?いいんちょ?それともやはり可能性として濃厚なのは幼馴染のネカネでしょうか。気になりますね。
子孫である超が中国人であることはここではあまり判断材料になり得ません。そもそも何代先の子孫なのかが不明だからです。しかもあれだけ超は完璧な中国人になっちゃってることや、人が火星で生活しているということから、科学力が発達したかなり後の子孫と考えるのが妥当かと思います。これはもう一代二代の話ではなさそうですね。

正直なところ、ネギの結婚相手など誰でもいいのです。問題なのは本国に帰ってからネギが何をしていくのかという点にあるのです。



<ネギと中国とのつながり>

ここで冒頭にもありました「ネギはかなの読み書きは不十分だが漢字の読み書きは一つも間違えたことがない」ということを基にして、ネギの一生の流れを考えてみましょう。

まず考ええられるのは、ネギは日本語のかなよりも先に漢字に親しんでいたのではないかということです。これは当時の記事のコメントでとある方が「ネギが日本語を習う前に中国語を習っていたら漢字は書けてひらがな・カタカナは書けない可能性はあ」ると書いてくださったことがありましたが、まさにその線があり得るのではないかと思います。
そしてそれを裏付けるものとして、ネギの読み書き能力の他にももう一つあります。それは古に弟子入り志願をしたことです



<ネギは中国好き?>

修学旅行編終了後、ネギはもっと自分で戦える力を身につけたいと望むこととなりました。まずは古に弟子入り志願をしましたね。そしてエヴァンジェリンに魔術の教えを乞い、その修行の方向性を考えてもらうために2パターンの選択肢をネギに与えました。一つは「魔法使い」、もう一つは「魔法剣士」。ネギはこのときはまだ父であるナギの背中を追いかけることを主に考えていたので、方向性としてはかなり「魔法剣士」側に傾いていたと考えられます。

さて、ここで一つ疑問が浮上します。なぜネギは古に弟子入りを志願したのでしょうか。本人はフェイト・アーウェンクルスが古が使ってた術と同じようなものを使っていたからといっていますが、しかしそれ以前にもネギは楓の忍術、刹那の剣術といった、他のキャラの強さというものはかなり見ているはずなんですよね。特に刹那の剣術は物語の展開の上で(敵かもしれない刹那が実は味方だと判明したとか)相当なインパクトを与えるものだし、実際に修学旅行編での戦闘も刹那の剣術シーンがかなりの割合を占めています。そんな過程を経て、ただ最後に戦っただけのフェイトの技の方が優先的に頭に残っていたというのはちょっと腑に落ちないなと思ったんですね。

そもそも「フェイトが同じような技を使っていたから」という理由もよく分からないですよね。同じ技には同じ技、目には目を、と考えたのかもしれませんが、その必要性はあまり感じられないかなと。相手が中国拳法みたいな技を使ってきたから、こちらもそれで応戦したいというネギの思考回路はかなり短絡的ではないか。同じ技で対抗する必要性の理由は何だったのかな、と思うわけです。それ故に私が初めて7巻を読んだときに、ネギが古に弟子入りを乞うというのがあまりにも急展開だった感がしたのは否めません。

ましてエヴァンジェリンから2つのパターンを与えられて「魔法剣士」という言葉を強く意識し始めたのならなおさらのことです。刹那がいるじゃないですか。現にアスナはそれで成功して今や立派な第一線の戦闘員になっています。しかもネギはそのときは知らなかっただろうけど、いいんちょの合気道や龍宮の銃の腕前だってあったわけで、戦う術を教わる相手なら他にもいろいろいたわけですね。その中でも刹那を押しのけて敢えて中国拳法を選んだというのは、不自然かつ不明瞭であると思います。

しかしその不自然さを解消するロジックとして存在するものがあります。それが「ネギは日本に来る前に中国に親しんでいた」ということなのです。その線で考えればネギが日本語のかなより漢字の方が書けていた理由や中国拳法を教わろうとした理由が見えてくるのではないと思います。


<嚆矢~超の誕生まで~>

ネギが日本に来る前に中国が好きだったとするのならその理由は何なのかというと、それは分かりません。単に人の好みの範疇だろうとしか言えません。ただ、ネギには中国に関係するものが取り巻いているというのは確固たる事実であります。そしてそれを軸にして考えれば、ウェールズに帰ってきてからネギが一体どういうことをするのかは自ずと感覚的にも分かってくると思います。

抽象的な話になりますが、ネギがいわば親中家だとすれば「悠久の風」の一員として在中を望んだり、中国に関する研究をしてみたり、移住を考えたり、ということは可能性としては大であろうと思います。そしてそれがきっかけとなって、超が誕生するまでの間にネギの子孫たちが中国と深い繋がりを持つようになっていったとすれば、超が中国人として生まれてきてもおかしくはない話です。超は中国人だということが結論だとすれば、これまで書き連ねてきた事実や推測を基にすれば自然にその結論まで導くことができるのではないでしょうか。


以上、ネギの語学力から、ウェールズ人であるネギの子孫の超が何故中国人であるのか、その間にある流れについて一考してみました。今回はやや独断と偏見がいつもより織り交じっているのはご容赦ください。ただ、この記事によって「そういう考え方もあるのか~」などと思っていただけるだけでも幸いです。



※参考までに、ネギの直接の結婚相手は誰かという点については楊さんのページにて記事が書かれたことがあります。なかなか面白いので、コチラもぜひご覧になってください。






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コメント
この記事へのコメント
<何となく補足>

ネギじゃなくとも古の子孫とネギの子孫がくっつくという線もあり得ると思います。だとすると古までもが超と血縁関係があることになりますね。こう考えてみても面白いですね。
古の黒い肌は遺伝子的に薄くなっていくと思うので、子孫が白い肌でもなんらおかしくはありません。

こういう未知の領域をあれこれ想像するのも「ネギま!」の楽しみ方の一つではないでしょうか。
2007/01/03(水) 20:55 | URL | ゐたる #-[ 編集]
古への弟子入り志願の理由
> なぜネギは古に弟子入りを志願したのでしょうか。

他に考えられる理由は……

1) 刃物は避けたかった。
2) 一番習得しやすそうだと判断した。

……そんなところでしょうか……。
2007/01/03(水) 22:44 | URL | 山城明人 #noJMOxtU[ 編集]
ネギの結婚相手として、ネカネが一番可能性があると思いますが、
明日菜やのどかの線も捨て切れません。

そこらへんはネギま!最終回の後日談として書かれるのではないかと期待しています。
2007/01/05(金) 17:24 | URL | ル・タケウチ #C92hmd/Y[ 編集]
>山城明人さん
コメントありがとうございます(^^)
さて、ネギが中国拳法を習おうと考えた理由についてですが・・・

(1)は可能性はあると思います。ネギが刃物や銃といった物騒なものを避けようとするのは何となく分かる気がしますね。それに武器を手にした経験がなかった(だろう)ことにも一因があるのかもしれません。ましてや忍術なんてそんなコトできませんよ!と言ってるぐらいなので問題外でしょうねw

(2)についてはネギが自分自身の特性を考えて出した結論なので、ネギが自分のことをどう思っているのかにかかってくるわけですね。それまでネギが自分の才能や向き不向きについて言及した場面はなく、ちょっとその点については判断はしかねます。しかしネギは才能云々よりも足りない分は努力でカバーしようとするタイプだろうから、必然的に一番取り掛かりやすそうなものを選ぼうとするのは自然な流れだと思います。

以上より、武器を手にして戦うという経験がない(であろう)ことと、一番取り掛かりやすそうだと思った中国拳法に手を出したという考えは一理あると思います。


>ル・タケウチさん
ネカネは一応「お姉ちゃん」ですので・・・おそらく結婚までには至らないかと思います^^;

私はアーニャとくっつく線が濃厚だと考えています。
クラスメートとくっつくとしてもアスナしかいないでしょうね。
幼馴染が勝つのか、戦いの中で生まれた愛情が勝つのか、最終回まで目が離せませんね。
2007/01/06(土) 19:58 | URL | ゐたる #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2010/06/12(土) 19:19 | | #[ 編集]
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2007/01/03(水) 06:32:27 | ネギま部屋(楊さんのページ別館)
・ネギま! ニュース●ALN日記帳:今年最大のニュースは、やはり夕方放映のアニメ第2弾ですかねぇ(12/31) [やくろあんてな]より確かにコレは夕映に絶対見える。●ネギの語学力から見る中国との関係 [あかしいなつみ]古菲
2007/01/03(水) 21:02:08 | 楓の箱リロLive対戦日記
有看氣象的人應該都注意到囉~ 星六開始又有一波新的冷氣團來囉 到時候可能會下探8度.........這裡是台灣吧.. 囧 還好不會下雨......赤松作品相關情報
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