とらドラ!」や「しゅごキャラ!」ばかりが注目されているこのご時勢ですが、どうか「となグラ!」のことも忘れないであげてほしいと思っている今日この頃です。香月かわいいよ香月。
さて、新年一発目の更新は、漫画やアニメの女性キャラの新しい魅力について語っていきたいと思います。数多くの漫画やアニメが生み出され、そして消費されていくこのご時世の中で、私たちは自分がお気に入りのキャラクターが一人でも多く増えることを願ってやまないものです。
では、お気に入りのキャラが増えるにはどうしたらよいのか。もちろん漫画家などのクリエイターの力量に因るところが多いですが、それらを供給される私たちも新たな視点を探りつつ、漫画やアニメを見ていかなくべきではないかと思います。
もちろん批評・批判などは大いに結構なことですが、決して受け身だけではなく、与えられた限りあるモノの中で可能性を模索していく姿勢も大事なのではないでしょうか。
<新しい視点>
そこで、私は新たなチャームポイントとして「うなじ」に着目してみることを思いつきました。首筋を観るということは相手が女性ならではできることであり、また、女性しか持つことのできない魅力の一つであると考えます。
そしてこれにはもう一つ重要な意味があります。そもそも私たちがキャラクターを観るときは一体何処を観ているかというと、顔や髪型や胸や全身のプロポーションといった箇所が主ですね。そしてそれらに共通することとは、そのキャラクターを正面から観たときのチャームポイントであるということです。
ここで一つ考えてもらいたいところがあります。すなわち、私たちは外見上そのキャラクターを評価する上で、少なくとも正面からの視点でしか評価していないのではないかということです。各々方、今まで好きなキャラを最初に見た瞬間、そのキャラに対してどういう角度から目を向けていたでしょうか。
多くの方は、後ろ姿を観るという視点は、そこには存在しなかったと思います。つまり、うなじはそのキャラクターを後ろから観ても魅力づけることができるという意味で重要な部分であると思います。
キャラクターは正面だけではなく、360°どこから観ても魅力的である方が良いに越したことはありません。菱川師宣の「見返り美人図」ではありませんが(あの画は着物と女帯を美しく見せようとした絵なので)、正面から見て魅力的な女性ならば後ろ姿も魅力的だと思いたいですね。
そういえば『ときメモ2』の八重花桜梨ほど「見返り美人」なキャラもいないものですね
<うなじに不可欠なモノ>
うなじを語る上では、後ろ髪の生え際をなくしてはモノは語れません。これは私自身が実際に検証したことでもあるのですが、大半の女性は、後ろ髪の生え際は山なりのドーム型、或いはy=x^2のグラフのような形(下に凸)をしています。大学時代に酒の席でサークルの女子の後ろ髪をよく見せてもらったことがあるのでこれは確信します。ヘンタイだな俺
また、うなじを観るというのであれば、そのキャラクターの髪型も限られてきます。ポニテもいいですが、やはり最もうなじが映えるのはツインテールですね。なぜかというと、その後ろ髪の生え際の形が(個人的な嗜好を多く含みますが)理想的なキレイな三角形を描くことが多いからです。生え際で上に凸を描くような形ですね。これを私は「富士山型」と呼んでいます。
以前このブログで八重歯がどうのこうのと書いた記憶がありますが、二次元と違って三次元では、実際に八重歯がチャームポイントとなっている女性なんてそうそういないものです。「富士山型」も同様です。前述した通り、山なりのドーム型や下に凸を描いている女性が多いです。
<具体例>
では私が最も魅力的だと思う「ツインテールで後ろ髪の生え際が富士山型」をしているキャラクターとは誰なのでしょうか。具体的なキャラクターの例を挙げていきたいと思います。

佐倉蜜柑(学園アリス)

マカ・アルバーン(ソウルイーター)

南夏奈(みなみけ)
つるんとした後頭部の両サイドに2本のおさげ、何ともかわいいですね。
このような後ろ姿を見せてくれるキャラクターがかわいい!萌える!と思うのです。いわゆる一種の「形式美」とでもいうのでしょうか、縦に生え際のラインがくっきり見えるときはうなじの生え際は「富士山型」が最も似合っているように思われます。
<更なる理想を求める>
ところで、某友人とうなじについて語っていたところ、彼がこのようなことを言いました。
「実際の女のコには後ろ髪が伸びきってないまま(髪を)結んでいる人もいる。そうするとまだ短い毛が下に垂れているんだ。そこがまたかわいいんだよな。むしろそういう人の方が多いんじゃないのか?」
なるほど、せっかくキレイなうなじを描くのであれば、さらにリアリティを持たせて少々垂れ下がっている髪があった方がイイというわけです。それはそうかもしれませんが、それはあくまで三次元の話であって、それを二次元に求めるのはいかがなものか?描写とかいちいちメンドクサイだろうし・・・・・・
と思っていたら、一人、発見しました。上にも出ている「みなみけ」の南夏奈です。原作のコマをご覧ください。


なんという垂れ髪!アニメでもここまで描かれてはいませんでしたよ!?
コハル先生はよく分かってらっしゃる!!ツインテールにした上で後ろ髪の生え際をきちんと富士山型にして、しかもまだ伸びきっていない部分「垂れ髪」まで描くとは・・・・・・
恐れ入ったものです。
<実はここからが本題です>
元々私がうなじを求めるきっかけとなったのは、ネギま!のキャラに髪を結んでいるキャラが多いよなぁと思ったことでした。実際にヒロイン級のアスナや刹那あたりは髪を後ろで結っているし、他のキャラもそれに準じた髪型にする機会が割と多く見受けられます(風呂に入るときとか)。
それとなく後頭部を気にしつつ他の作品を見ているうちに、次第にうなじと「富士山型」のことについて気づき始めました。あれこれ考えた末の結果がここに書いてきたことです。
というわけで、今一度ネギま!のキャラのうなじを観てみましょう!!

アスナと刹那

のどか

メイちゃん
残念ながらネギま!のキャラにうなじはあまり期待できないようです。他にも桜子とか鳴滝姉妹とかいろいろなキャラクターを見たのですが、都合により割愛させていただきます。おそらく赤松センセーがそれほど重要視していないのでしょう。誰とはいいませんが、ツインにしているくせに首筋がまったく見えないというキャラもいるものでして……
、
↑パッとしない例
他にもハヤテの西沢とかパッとしないよなぁ
というわけで、今現在私の中では「みなみけ」の南夏奈が暫定「うなじクイーン」として君臨しています(笑)。不思議とそれまで歯牙にも掛けなかったキャラクターが、(意識的にせよ無意識にせよ)自分が新たな価値観を見出した瞬間から観てみると、突然自分の中で高評価になったということが誰しも1回は経験があるのではないでしょうか。
私は既存のキャラクターたちに対して、この記事を読んでいる皆さんにより多くのそういう機会を味わってほしいと思っています。うなじはあくまで私が発想したものの一つに過ぎません。個人個人がそれぞれの価値観を見出して、一人でも多くのお気に入りのキャラクターが増えることを望みます。
早いもので新年が明けてから1ヶ月が過ぎました。今年もあとわずか11ヶ月ほど、よいお年をお過ごしください。
完
<SPECIAL THANKS>
水無月空(高校時代からの友人)
さて、新年一発目の更新は、漫画やアニメの女性キャラの新しい魅力について語っていきたいと思います。数多くの漫画やアニメが生み出され、そして消費されていくこのご時世の中で、私たちは自分がお気に入りのキャラクターが一人でも多く増えることを願ってやまないものです。
では、お気に入りのキャラが増えるにはどうしたらよいのか。もちろん漫画家などのクリエイターの力量に因るところが多いですが、それらを供給される私たちも新たな視点を探りつつ、漫画やアニメを見ていかなくべきではないかと思います。
もちろん批評・批判などは大いに結構なことですが、決して受け身だけではなく、与えられた限りあるモノの中で可能性を模索していく姿勢も大事なのではないでしょうか。
<新しい視点>
そこで、私は新たなチャームポイントとして「うなじ」に着目してみることを思いつきました。首筋を観るということは相手が女性ならではできることであり、また、女性しか持つことのできない魅力の一つであると考えます。
そしてこれにはもう一つ重要な意味があります。そもそも私たちがキャラクターを観るときは一体何処を観ているかというと、顔や髪型や胸や全身のプロポーションといった箇所が主ですね。そしてそれらに共通することとは、そのキャラクターを正面から観たときのチャームポイントであるということです。
ここで一つ考えてもらいたいところがあります。すなわち、私たちは外見上そのキャラクターを評価する上で、少なくとも正面からの視点でしか評価していないのではないかということです。各々方、今まで好きなキャラを最初に見た瞬間、そのキャラに対してどういう角度から目を向けていたでしょうか。
多くの方は、後ろ姿を観るという視点は、そこには存在しなかったと思います。つまり、うなじはそのキャラクターを後ろから観ても魅力づけることができるという意味で重要な部分であると思います。
キャラクターは正面だけではなく、360°どこから観ても魅力的である方が良いに越したことはありません。菱川師宣の「見返り美人図」ではありませんが(あの画は着物と女帯を美しく見せようとした絵なので)、正面から見て魅力的な女性ならば後ろ姿も魅力的だと思いたいですね。
そういえば『ときメモ2』の八重花桜梨ほど「見返り美人」なキャラもいないものですね
<うなじに不可欠なモノ>
うなじを語る上では、後ろ髪の生え際をなくしてはモノは語れません。これは私自身が実際に検証したことでもあるのですが、大半の女性は、後ろ髪の生え際は山なりのドーム型、或いはy=x^2のグラフのような形(下に凸)をしています。大学時代に酒の席でサークルの女子の後ろ髪をよく見せてもらったことがあるのでこれは確信します。ヘンタイだな俺
また、うなじを観るというのであれば、そのキャラクターの髪型も限られてきます。ポニテもいいですが、やはり最もうなじが映えるのはツインテールですね。なぜかというと、その後ろ髪の生え際の形が(個人的な嗜好を多く含みますが)理想的なキレイな三角形を描くことが多いからです。生え際で上に凸を描くような形ですね。これを私は「富士山型」と呼んでいます。
以前このブログで八重歯がどうのこうのと書いた記憶がありますが、二次元と違って三次元では、実際に八重歯がチャームポイントとなっている女性なんてそうそういないものです。「富士山型」も同様です。前述した通り、山なりのドーム型や下に凸を描いている女性が多いです。
<具体例>
では私が最も魅力的だと思う「ツインテールで後ろ髪の生え際が富士山型」をしているキャラクターとは誰なのでしょうか。具体的なキャラクターの例を挙げていきたいと思います。

佐倉蜜柑(学園アリス)

マカ・アルバーン(ソウルイーター)

南夏奈(みなみけ)
つるんとした後頭部の両サイドに2本のおさげ、何ともかわいいですね。
このような後ろ姿を見せてくれるキャラクターがかわいい!萌える!と思うのです。いわゆる一種の「形式美」とでもいうのでしょうか、縦に生え際のラインがくっきり見えるときはうなじの生え際は「富士山型」が最も似合っているように思われます。
<更なる理想を求める>
ところで、某友人とうなじについて語っていたところ、彼がこのようなことを言いました。
「実際の女のコには後ろ髪が伸びきってないまま(髪を)結んでいる人もいる。そうするとまだ短い毛が下に垂れているんだ。そこがまたかわいいんだよな。むしろそういう人の方が多いんじゃないのか?」
なるほど、せっかくキレイなうなじを描くのであれば、さらにリアリティを持たせて少々垂れ下がっている髪があった方がイイというわけです。それはそうかもしれませんが、それはあくまで三次元の話であって、それを二次元に求めるのはいかがなものか?描写とかいちいちメンドクサイだろうし・・・・・・
と思っていたら、一人、発見しました。上にも出ている「みなみけ」の南夏奈です。原作のコマをご覧ください。


なんという垂れ髪!アニメでもここまで描かれてはいませんでしたよ!?
コハル先生はよく分かってらっしゃる!!ツインテールにした上で後ろ髪の生え際をきちんと富士山型にして、しかもまだ伸びきっていない部分「垂れ髪」まで描くとは・・・・・・
恐れ入ったものです。
<実はここからが本題です>
元々私がうなじを求めるきっかけとなったのは、ネギま!のキャラに髪を結んでいるキャラが多いよなぁと思ったことでした。実際にヒロイン級のアスナや刹那あたりは髪を後ろで結っているし、他のキャラもそれに準じた髪型にする機会が割と多く見受けられます(風呂に入るときとか)。
それとなく後頭部を気にしつつ他の作品を見ているうちに、次第にうなじと「富士山型」のことについて気づき始めました。あれこれ考えた末の結果がここに書いてきたことです。
というわけで、今一度ネギま!のキャラのうなじを観てみましょう!!

アスナと刹那

のどか

メイちゃん
残念ながらネギま!のキャラにうなじはあまり期待できないようです。他にも桜子とか鳴滝姉妹とかいろいろなキャラクターを見たのですが、都合により割愛させていただきます。おそらく赤松センセーがそれほど重要視していないのでしょう。誰とはいいませんが、ツインにしているくせに首筋がまったく見えないというキャラもいるものでして……
、

↑パッとしない例
他にもハヤテの西沢とかパッとしないよなぁ
というわけで、今現在私の中では「みなみけ」の南夏奈が暫定「うなじクイーン」として君臨しています(笑)。不思議とそれまで歯牙にも掛けなかったキャラクターが、(意識的にせよ無意識にせよ)自分が新たな価値観を見出した瞬間から観てみると、突然自分の中で高評価になったということが誰しも1回は経験があるのではないでしょうか。
私は既存のキャラクターたちに対して、この記事を読んでいる皆さんにより多くのそういう機会を味わってほしいと思っています。うなじはあくまで私が発想したものの一つに過ぎません。個人個人がそれぞれの価値観を見出して、一人でも多くのお気に入りのキャラクターが増えることを望みます。
早いもので新年が明けてから1ヶ月が過ぎました。今年もあとわずか11ヶ月ほど、よいお年をお過ごしください。
完
<SPECIAL THANKS>
水無月空(高校時代からの友人)
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